■憧れ 2024.11.14
今日はなんとなく、イメージを広げようとしてみる。
空気の入ってくる量を変えてみたり、体を大きく動かしてみたり。
頭の中と体の動きを一致させるとよりいいらしい。
どこかの誰かが言っていた気がする。
感覚に向き合いながら過ごすと、抜け落ちているものを拾うことがある。
写真を撮っていないことに気がついた。
時々、私は私を置き去りにする。
ちゃんと一緒にいたはずなのにいつの間にか
置いていく時が多々ある。
紅葉に惹かれていた私は、今どこにいるんだろう。
過去の自分に浸ると、今の自分が
十分満足していないことに気がつく。
それは嫌だ。人に言っておいて自分が一番
置き去りにしているなんて。
でも、こうして変わっていくのかもしれない。
なんていうと思う?
変わっていく自分で、あのキラキラしてた自分を
塗り潰せるか?
そんなことはできない。
今憧れているのは過去の紅葉が好きだった自分。
過去の自分に憧れるなら、むしろ取り戻せる。
昨日から見て、嫉妬しちゃうような明日の私が欲しいよ。
流浪の旅は、脳内がやっている。
あの紅葉が好きって感覚を今の感覚だと、
って変換をしてみる。
今は、何にときめくのか。
昭和感のあるレトロなカフェ。
本の匂いでいっぱいの古い図書館。
草木の香りに包まれた植物園。
誰もいなくなって何十年も経った廃墟。
アンティークが立ち並ぶ老舗のショップ。
静の中に明らかな動を感じるものを探そう。